ひげなしおやじのひとりごと

田舎暮らし、旅と粘土遊び

蔵のなか

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田舎の家にはたいてい土蔵がある。本来は家のお宝を収納しておくところだった。だが今は違う。
言い方は悪いが大型のゴミ箱である。不要なものは取り敢えずここに放り込む。断っておくが少なくてもおやじの家はそうなのだ。他の由緒ある旧家では今でも沢山のお宝が収納されているやも知れぬ。

当家の蔵には古くに冠婚葬祭に使った二十人前のお膳やお椀類、長持ちに入って何時から開けた事のない寝具類、祖父母はじめ先代の者の嫁入りに持参されたであろうモノの数々が、暗い個所にかび臭く保存されているのだ。特にかさの高いタンス、寝具はその処理に困っている。

養父が戦後、近くの宿場町の旧家から出た「会席膳一式」を古物商から買い取って、得意げに眺めていたのを思い出す。それも今ではゴミのひとつだ。
百姓は懸命に働いて田畑、山林、道具類を揃えることに生きる喜びを感じていたのである。

京都の東寺市や天神市ではそのようなものが、所狭しと集められて毎月賑わっている。一部の興味ある人達以外はあまり見向きもされずに置き去られているのを見るのは忍びない。先人には申し訳ないがこれが時代の流れ、オバマのいうチエンジなのだ。

こんな田舎にも世の流れはとどまるところを知らない。
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だべりおやじ

Author:だべりおやじ
「だべり小屋」主宰
次の方 小屋入室大歓迎
1、あつかましい人
2、気を遣わない人
3、義理欠く人
4、マイセルフの人
心身ともに、ころもを脱いでお入りください。

 「だべり小屋讃歌」    
    益田兼大朗 作詞作曲  
1、夕日が落ちて 吹く風が
  やさしくつつむ 夕暮れに
  おいで集まれ みんな来い
  明日の夢を話そうよ
  若狭瓜生の だべり小屋
  呑んで歌って また呑んで
  これからは これからは
   あなたも 私も
  仲間同士になりました

2、3, 略

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