ひげなしおやじのひとりごと

田舎暮らし、旅と粘土遊び

甍を競う

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世界で一番不幸なのは「イギリス料理を食べ、日本の家に住む男」とは「世界ビジネスジョーク集」にある。

風来者おやじは日本をあちこちドライブして回ると、各地の地理、風土、人柄がよくわかる。先日も兵庫県の丹波地方を走って驚いた。各集落がまるで御殿のような大邸宅が連なっているのだ。

山村の僻地だからおそらく農業か林業で生計を立てていると思われるが、本当にどこから資金を捻出しているのだろうと気になるほど豪邸である。

新しい家が建つ度に甍(いらか)を争っているようだ。家がすべてのステイタスだ。放蕩を重ねている風でもなく、建物以外にはかなり質素倹約しているに違いない。百姓が始末に始末を重ねて虚勢を張っているように見える。

方丈記にある。「たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き卑しき人のすまひは、世々を経て尽きせぬ物なれど、是をまことかと尋ぬれば、昔しありし家はまれなり」

これからの修繕、管理や各種出費増を思いやると、人ごとながら気になって同情の気が先立つ。

さらに主が亡くなると、子孫は家督をめぐっての相続争い、だがこれが人間の性というものか。思っただけでゾッとする。 

おやじは極力、かたちに残るものには金を使わないことにしている。ましてや争いのもと、不動産には。 

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だべりおやじ

Author:だべりおやじ
「だべり小屋」主宰
次の方 小屋入室大歓迎
1、あつかましい人
2、気を遣わない人
3、義理欠く人
4、マイセルフの人
心身ともに、ころもを脱いでお入りください。

 「だべり小屋讃歌」    
    益田兼大朗 作詞作曲  
1、夕日が落ちて 吹く風が
  やさしくつつむ 夕暮れに
  おいで集まれ みんな来い
  明日の夢を話そうよ
  若狭瓜生の だべり小屋
  呑んで歌って また呑んで
  これからは これからは
   あなたも 私も
  仲間同士になりました

2、3, 略

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