ひげなしおやじのひとりごと

田舎暮らし、旅と粘土遊び

時代の変遷

おやじは現役時代、県内各地に営業所を設けた。どうしても北陸一円をテリトリーにしたかったのである。

中でも当時県内で最も発展している福井空港近くの、通称「空港道路」は抑えたかった。

でもどうしても売り手が見つからない。値上がりが見込めるからであった。

仕方なく少し入ったところを借りることにして駐在員ひとりを置いた。ところがあとになってそれが良かったのだ、もし買い取っていたら数千万の損失となっていたのであった。だがバブルの崩壊で撤退するハメとなってその地は駐在員がのれんを引き継いで今も営業を続けている。

もうひとつは鯖江の丹南広域道路、ここも当時は車の往来も激しく、どうしても手に入れたい箇所であった。ちょうど売りに出た200坪余りの土地を見つけ、買い取った。

坪20万円あまり、銀行から融資を受け、営業所を設けた。間口が広く道に面している絶好の土地であった。当時は土地神話と言われておやじは大満足であった。

ひと月後、不動産屋が一割上積みするから買い戻しするからと頼みに来たが商用にするので、投機で買ったのではない、と断った。

そして時代は変わり、いずれの土地も大暴落、前記の場所は華々しく開店が相次いだ場所がものの見事に閑散となってしまっている。だが空港の近くは借りていたために即返却して何事もなく済んだ。

後記の買取地はその後ドンドンと下がる一方、営業所は閉鎖して、更地にしてある業者に資材置き場として貸していたがそれも不振で手元に返って来た。未だに「売地」だがその辺一帯売り一方だ。買った価格の3割でも買い手はない。大きな損害を被ったのである。

この2つはおやじにいくつもの教訓を与えてくれた。

欲は禁物、心したいものだ。
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だべりおやじ

Author:だべりおやじ
「だべり小屋」主宰
次の方 小屋入室大歓迎
1、あつかましい人
2、気を遣わない人
3、義理欠く人
4、マイセルフの人
心身ともに、ころもを脱いでお入りください。

 「だべり小屋讃歌」    
    益田兼大朗 作詞作曲  
1、夕日が落ちて 吹く風が
  やさしくつつむ 夕暮れに
  おいで集まれ みんな来い
  明日の夢を話そうよ
  若狭瓜生の だべり小屋
  呑んで歌って また呑んで
  これからは これからは
   あなたも 私も
  仲間同士になりました

2、3, 略

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