ひげなしおやじのひとりごと

田舎暮らし、旅と粘土遊び

阿倍野ですき焼きを食う

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天王寺中央駅で3人が集合して、まずは「アベノハルカス」へ。

オヤジは腹ペコでレストラン街へ、娘がスマホで「すき焼き専門店、「きっしゃん」を見つけてくれた。今日は添乗員が2人もいるからオヤジはお大臣扱いだ。

連れて行かれるに任せて、いい匂いが漂うなかを牛肉専門店へ、他のレストランは混んでいるが,案外空いていて、待っていると即案内を受けた。

それぞれが個室になっていて、われわれは6人部屋に案内された。オヤジには洋風のルームよりも「すき焼き」は畳敷きで胡坐の方が風情がある。

幼い時に心斎橋筋に「まるまん」というすき焼き専門店があって、よく両親に連れられて行ったたことを思い出す。その店もとっくに消え去って、今では誰に聞いても話は通じない。階下の下足番で履物を脱いで「○○さん、ご案内!」と威勢のよい声で2階に案内された記憶が残る。
そして帰りには「梅田劇場」で戦争映画、テレビもないから「梅田地下劇場」で最新のニュースを見て帰るのが楽しみであった。遠き時代の一家での懐かしい思い出だ。

当時のわれわれ世代の一番の御馳走は「すき焼き」であったが、今の世代はイタリアやフランスの横文字の肉料理が主だからすき焼きなんてものは「ダサい」のであろう。

まずは生ビール、さらに「すき焼き定食」をオーダーした。みんなビーフ大好き人間ゆえ意見はまとまる。焼けるまで他愛もないことを話し合っていると次々と食材が運ばれてくる。

いつもは京都・寺町で食べている「すき焼き」だが、さすがは今日は「食道楽ナニワ」だ。安くて手ごろだ。京とナニワではお国が違って貨幣価値も違うのか、と錯覚するほどに安くてうまい。肉も上々、貧乏人には最上の肉に口がビックリしている。

オヤジの父は商社マン、母は船場生まれのあきんどのこいさん、だからオヤジには生粋の「商い」の血が流れているから、余計に見栄よりも「どうでっか、儲かりまっか」の世界がふさわしいのである。京文化にはなじめない。

和辻哲郎の「風土」ではないが、この地は京都のような「お公家文化」ではなく、貧しい町民が主になって育まれてきたことがよくわかる。

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Author:だべりおやじ
「だべり小屋」主宰
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 「だべり小屋讃歌」    
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